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 > たねなし宮崎日向夏 
 
 

  あゆ-その1-
 大きさ、形、色調など各河川によってある程度の違いがあるが、体長約30cm、黄緑色でうろこが小さいというのが、一般的な特徴である。 その分布は日本列島を中心とする諸地方に限られ、我が国では北海道の南西部から南日本にかけて、川の上流および中流域に生息している。
 アユは生後約1年で成熟し、大部分は産卵後死ぬが、さらに1年生きる越年アユもある。
 秋から初冬にかけて、上流の成魚は川をくだり、下流の流れのゆるやかなところで産卵する。稚魚は川をくだり、しばらく海で暮らしたのち、春から初夏のころ再び川をのぼる。アユの独特な芳香は、川底の藻や苔を食べて成育するためだといわれる。その香りとともに味も格別美味なので、川魚のなかで最も珍重されている。
 
 
  あゆ-その2-
【由来】
 香魚(こうぎょ)、年魚(ねんぎょ)などの異名がある。神宮皇后がアユによって征韓の成否を占ったという伝説がある。『万葉集』に「鮎走る夏の盛りと島つ鳥鵜飼が伴は行く川の清き瀬ごとに・・・(略)」の歌がある。
 
【栄養】
 たんぱく質はやや少ないが、ビタミンAが多い。
 
【利用】
 身が柔らかいので、丁寧に扱うこと。わたが痛みやすいので、釣ったらなるべく早く氷づけにするとよい。幼魚から成魚まで、その調理法は多様であるが、塩焼き、アユずし、てんぷら、背越しアユ、つるべずしなどが代表的な料理である。
 
 

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